TOP
新着情報
当財団の概要
昨年度の事業
当財団の出版物
所在地
E-mail
研究助成事業
(1)「地域包括ケア体制の構築・実践」に取り組む団体への助成
重度の要介護状態となっても、住み慣れた地域で暮らし続けられる支援体制の構築を目指している社会福祉法人に対して、計画通り助成を行った。

(2)オーストラリアにおける
高齢者施設の行政による監査手法ならびに内部評価手法に関する研究助成オーストラリアブリスベンにあるゲンブリッジ社と当財団との共同研究として、オーストラリアの高齢者ケアの歴史を調査し、現在の行政による高齢者施設の監査手法の調査、ならびに内部評価の方法についての調査・研究を行った。

(3)池田ライブラリーの整備
池田省三氏※略歴より、財団に寄贈された介護保険制度創設に関する政府各委員会資料・議事録・新聞記事・関連書籍を池田ライブラリーとして平成23 年10 月開設した。本年は資料をさらに整備して、多くの方が利用しやすいようにインターネットオンライン検索を始動させた。

(4)研修会の開催
 テ ー マ : 『シリーズ 社会保障を考える』
 場  所 : 札幌会場 つしま記念ホール(北海道札幌市清田区真栄434-1)
 講  師 : 一般財団法人つしま医療福祉研究財団
           副会長理事 中 村 秀 一 氏

H消費税と社会保障について考える平成24年10月19日(金)94名
I最近の社会保障を取り巻く問題平成24年11月22日(木) 88名
J年金について平成24年12月14日(金) 60名
K介護の現状と課題平成25年2月15日(金) 82名
Lこれからの社会保障について平成25年3月15日(金) 88名

(5)シンポジウムの開催
4月の介護保険制度改正による給付内容の変化、介護報酬の変化をうけて、現
場の取組みはどう変化するのか、その課題についてシンポジウムを開催した。
 テーマ:「新たな介護を創設する三人会」
 日時:平成24年6月30日(土)13:30〜16:30
 場所:学校法人つしま記念学園つしま記念ホール
         (札幌市清田区真栄434-1 アンデルセン福祉村)
 後援:厚生労働省・北海道・札幌市
 シンポジスト:NPO 法人夢の湖舎 理事長 藤原 茂氏
 社会福祉法人長岡福祉協会高齢者総合ケアセンターこぶし園
  総合施設長 小山 剛 氏
 一般財団法人つしま医療福祉研究財団 会長 対馬 徳昭
 参加者:310名

(6)「介護技術インストラクター」資格の創設
 現在日本における介護職の不足は、量的不足もさることながら、その質についても依然課題は多い。近年介護職の働く場は飛躍的に拡がった。しかし現場において必要とされる中堅のリーダーの役割を担うだけの技量を持った人材の育成が間に合っておらず、働きがいや自己の成長が実感されず、離職にもつながっている。介護職員のうち、特に部下を持つ指導的立場の人々を対象に理論的、かつ実践的な介護技術を身につける新たな認定資格を創設した。

啓発普及事業
 

介護保険事務士認定事業
 平成15年度より旧老齢健康科学研究財団が開発し商標登録を行い、全国に普及させてきた介護保険事務士の認定事業も継続し、本年も新規認定校2校、認定者1,001名を社会に輩出した。

(2)介護保険事務士上級認定事業
 本年新規認定校7校、認定者366名を出し、
全国の介護保険事業所の増加や給付費の増加にともない、更に需要が伸びた。

(3)「介護技術インストラクター」資格認定研修の実施
 高齢者関連施設、在宅サービスの急増にともない、介護職の人材不足はその量とともに
質的需要も増している。
 特に、ケアワーカー長など中間管理職は、充分な力量をつけないままその任を与えられ
るケースも多く、指導力不足により部下の技術力アップが図れず、現場全体の質の底上げ
が出来ないという悪循環に陥っている現状が散見されている。
 当財団としては、現場の介護職の力量の向上には、直接の上司となるケアワーカー長等
の中間管理職の介護に関する力量向上こそが必至と考えている。よって平成23年度に新
しい人材養成資格として「介護技術インストラクター」資格を創設し、認定を実施し、今年度までに49名の認定者を輩出した。
 

 
戻る
copy